
「うぁぁぁぁぁぁあああ!……いいねが欲しいし、あと早く人間になりたい!!」という承認欲求人間ベムの皆さま。「二兎を追う者はズッ友をも得ず」という言葉があります。ズッ友が欲しかったら欲張るのはやめましょう。ボケが散らかってますが気にせずドンドン行きましょう。そういう日もある。
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「静岡県xフォトジェニック」と言えば……そう!「一丁目&DADAのミルクティー」。2層に分かれた「ミルク」と「ティー」をかき混ぜずにそのまま頂くというおしゃれミルクティー。
今回は、あのミルクティーを家で再現できないか挑戦してみました。
茶葉を変えたりお好みのスタイルを探すのも楽しいですよ♪ おすすめです。
一丁目&DADAのミルクティー
写真がオリジナル「一丁目&DADAのミルクティ」。2層に分かれたミルクとティーを「混ぜないで、そのまま飲む」のがポイントです。傾けて飲むと……さっぱりミルクの向こう側から濃〜いティーがやってくる。超おいしい。
静岡県民なら1度は飲んだことがありますよね?ない?
静岡県東部は絶対あるよね。ぶっちゃけ「さわやか」よりソウルフードだよね?
一丁目&DADAのミルクティー風ミルクティーのレシピ
材料(2杯分) | 分量 |
---|---|
紅茶(ティーバッグ) | 2バッグ |
ガムシロップ | 4コ〜5コ |
生クリーム | 140m |
牛乳 | 60m |
- 1杯あたり200mlのミルクティーができあがります
- 紅茶はアールグレイがおすすめ。カフェインレスでもOK!
- 「生クリーム」と「牛乳」の割合はお好みで変えてください
「ティー層」を作ります
Step1. 紅茶を煮出します(ものすごく)
まずベースとなる濃ーーーい紅茶をつくります!
そのままでは飲めないレベルの苦みと渋みが出るまで頑張りましょう。味見して「うっわ!」と声が出るくらいで丁度よいです。
ワンポイント
紅茶は直接グツグツと煮出すと、苦みが増して・香りが減る傾向にあります。
アールグレイなど香りの高い紅茶は、グツグツ煮出して「苦い&香りある」の理想的な状態に。香りが控えめの紅茶の場合は火にかけず、保温ポットに入れてじっくり抽出が良さそうです♪
- カフェインレスの紅茶は苦みが少なめなので、しっかりめに煮出しましょう。
Step2. 冷蔵庫で冷やす
熱が取れたら、フタをしてさらに冷蔵庫で冷やします。
後で説明しますが「冷たいこと」が、とても大切なのでキッチリ冷やしましょう。
Step3. ガムシロを入れる
冷蔵庫で十分に冷たくなったら100mlを目安にグラスに注ぎ、甘いガムシロを入れてかき混ぜましょう!
ガムシロは、1杯あたり2つ強が最適な気がします(3つ入れちゃうと甘すぎるかな)。後で説明しますが「甘いこと」も、とても大切なのでキッチリ入れましょう。
そして、このままグラスごと冷凍庫で一瞬冷やします(※ グラスを割らないやうに!氷を入れて冷やすのもアリです)
「ミルク層」を作ります
Step4. 生クリームと牛乳を混ぜる
生クリームと牛乳を混ぜ合わせます。
比率はお好みですが、生クリーム2:牛乳1がちょうど良いかな。生クリームだけだと、こってり感がすごいことになります。
あとは……この「ティー層」と「ミルク層」を合わせるだけ。
なぜ二層に分かれるのか
ここで「なぜ二層に分かれるのか」の仕組みについて勉強しておきましょう。突然のサイエンス。
冷たいものは下・暖かいものは上に行く
物質は「暖めると体積が増える」という性質があります。
1リットルの水を、沸騰直前まで暖めると40mlほど増えます。逆を言えば、「1リットルの水より、1リットルのお湯のほうが軽い」ということになります。ごく僅かな差ですが、あとは重力に従って「重たいものは下に、軽いものは上に」分離するということです。
つまり、エアコンの冷房・暖房と同じですね♪
濃い砂糖水は下・ミルクは上に行く
種類は違いますが原理は同じ。「濃い砂糖水」のほうが「牛乳」より重たいので分離するということ。
なぜ二層に分かれるのか、わかりましたね!
とはいえ……その差は本当に少し。油断すると混ざってしまうので要注意です♪
いざ!「ミルク層」を「ティー層」に乗せて二層に!
Step5. そっと……ミルク層を注ぎこむ
冷凍庫から取り出した「ティー層」に「ミルク層」を乗せていきます。
ただ……二層の差はデリケート。そのまま注ぎこむと境界線が混ざってしまいます。ということでひと手間……。
スプーンをクッションにして乗せましょう!
「ティー層」近くにスプーンをかざして、その面に「ミルク層」を注ぎこみます。
スプーンから溢れるようにして、ミルク層は広がりやがて綺麗な二層に!色々と試しましたがこれが一番でしたね。
きれいに二層になりました!
ばばーーーんん!
フォトをジェニる
Step6. 好きデコってフォトをジェニりましょう
我が家は、シロクマさん氷を使って仕上げてみました。ミルク層を作るときの鳥さん水差しも大活躍!
これはジェニってる……ジェニってるな。……聞こえる……大量に押される「いいね!」の音が……聞こえる……聞こえるぞぉぉぉ!!うぉぉぉぉ!!エイドリアーーーン!!!(今日は調子悪い)
「一丁目&DADAのミルクティー」風ミルクティー完成!!
これにて一丁目&DADAのミルクティー風ミルクティーは完成です!
冷えるまで待つ必要はあるものの作り方は至ってシンプル。材料も手に入りやすもので構成したので、簡単にチャレンジできるはずです。お家でお友達とお茶するときなどにサプライズで出すと喜ばれるかも♪ おすすめです♪
もちろん飲むときは混ぜないように!クリーミーなミルク層の向こう側からやってくる、苦くて甘いティー層のマリアージュを楽しみましょう♪
「一丁目&DADAのミルクティー」がお家で作れたらいいな……と思って挑戦してみましたが、不思議なことに「本物どうだったっけ」と、お店で「一丁目&DADAのミルクティー」が飲みたくなります。皆さんもそのはずです♪
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※ シロクマ&ペンギンの2つセットで 1,000円くらい
「一丁目&DADAのミルクティ」?となった方は、ぜひ一度お出かけください♪
書いたひと
内山ボススケ
静岡県在住の地元ラブな編集・ライターマン。日夜、世界中を飛び回り、静岡県の情報を集めている。痛風予備軍。やばい。ぐるなび社「みんなのごはん」でも静岡県グルメ記事を執筆中。
Twitter:@bosssuke
著書:静岡のおきて シズオカを楽しむための50のおきて