静岡のすゝめ

地元ライターがおすすめする「静岡県の魅力たっぷり」Webマガジンです

静岡らしく、のんびりお届け中♪

思ってたんと違う!?土肥にある日本一の大だるま!の表情がじわる

f:id:Bosssuke:20151118225037j:plain

日本一の高い山と、深い湾をもつ静岡県。

そんな静岡県は西伊豆「土肥」に、日本最大の「だるま」があるという情報が舞いこんできた。

なんだって!?

そういえば、そんな話を聞いたことがあるような気もするが、探偵になる前だったので「ふ〜ん」と聞き流していた我々に衝撃が走るッ!


いざッ!!土肥に向かう!

f:id:Bosssuke:20151118225003j:plain

噂の大だるまがあるのは西伊豆の恋人岬の近く、「禅宗 富士見山 達磨寺」。

恋人の岬という、煩悩のメッカのような場所では、日本一の大きさのだるまが必要ということなのだろうか。

なんとなく、下ネタっぽい雰囲気が漂う文章になってしまったが、そのような意図は一切ありません!


f:id:Bosssuke:20151118225002j:plain

快晴のなか伊豆縦貫自動車道で西伊豆へ。

・・・走ること1時間。


f:id:Bosssuke:20151118230346j:plain

土肥に到着! なんだかわからないものに歓迎される。

ありがとう!ありがとう!!


グリーンヒル土肥が立ちふさがる

f:id:Bosssuke:20151118225006j:plain

土肥の入り口、グルーンヒル土肥。なんか牛感がすごい。

新鮮な牛乳で作ったソフトクリームや、黄身だけでつくった濃厚プリンなど、おすすめメニューが立ちふさがってくる。


f:id:Bosssuke:20151118231001j:plain

急いでいる我々を、しいたけバーガーが足止めする!

なんなんだ!こんなの食べるしかないだろ!

ちなみに、いままでの人生で味わったことのない味と食感でした!


f:id:Bosssuke:20151118231030j:plain

さらに邪魔をする、しいたけ丼!!

しいたけを甘く煮込んで、たまごで閉じてある!どういう魂胆なんだ!!うまいぞ、こんちくしょう!!


f:id:Bosssuke:20151118230503j:plain

ところてんとソフトがコラボ!?

「ところてんに、桜葉ソフトをのせて、びわの果実、クッキーをトッピングしてカラメルソースで味付け」って、やりたい放題か!!

超気になるけど、我々の目的は「大だるま」。全てにつっこんでいる暇はない。先を急ごう。


達磨寺が見えてきた!

f:id:Bosssuke:20151118230619j:plain

大きい看板が見えてきた。お寺なのにグイグイ来る!


f:id:Bosssuke:20151118225032j:plain

「絶対に呼び込んでやるぞ!」という意気ごみがすごい。寺なのに。


f:id:Bosssuke:20151118225007j:plain

ついに到着!達磨大師がお出迎えしてくれた。

眼力と眉毛に目が奪われるが、「への字ぐち」もすごい。口角が急降下。


ついに…日本一の大だるまを拝む

f:id:Bosssuke:20151119172835j:plain

自然と高まる期待…。

「日本一の大だるま」はどんな大きさなのか…。


f:id:Bosssuke:20151119173013j:plain

ドキドキしながら角を曲がると…。


f:id:Bosssuke:20151119173150j:plain

あ…あれ?


f:id:Bosssuke:20151119173505j:plain

こ…これって…。


f:id:Bosssuke:20151119173536j:plain

普通に見下ろせてしまうくらいの大きさ…。

「これが日本一の大だるま…?」という、我々の落胆を察したかのような、どこか申し訳なさげな表情。


…ええんやで。勝手に勘違いしたわてらが悪かったんや。

だるまはんは、何も悪いことおましまへんえ。


これじゃなかった!

ザワザワしている我々を見かねて、案内の方が声をかけてきてくれた。

話によると、大だるまは御本尊「不死身達磨大師」で、ここではなく本堂で拝観できるものだった。

※ 拝観料500円がかかります


いざ本堂へ!!

f:id:Bosssuke:20151119174153j:plain

線香をいただいて、いざ本堂へ!ばーーーん!!!




f:id:Bosssuke:20151119174622j:plain

ふぁっ!!ファッ!? (゚Д゚ ;)


f:id:Bosssuke:20151119174656j:plain

お…思ってたのと違う!!(かわいくない!)


f:id:Bosssuke:20151119204637j:plain

近くによると巨大さがより伝わってくる。

部下だるま達に囲まれたボスだるま。GANTZっぽい…。


大だるま以外のだるま達

本堂には、大だるま以外にも、様々なだるまアイテムが展示されている。

グラビア水墨画

f:id:Bosssuke:20151119205113j:plain

胸元をあらわにした達磨大師や、バックショットの達磨大師など、グラビアアイドルさながらのサービスカットが満載。原則カメラ目線である。


お経で描かれた絵

f:id:Bosssuke:20151119205139j:plain

細かい文字の「お経で描かれた絵」も展示されている。


f:id:Bosssuke:20151119205146j:plain

虫眼鏡で見るとこの通り。なんでこんなことをしてしまったのか。


そもそもだが、神仏的に「お経で絵を描く」ということはセーフなのだろうか。

「上司からと渡された重要事項で、絵を描いてしまう部下」と解釈すると絶対にアウトなのだが…。


振り返ればヤツがいる

f:id:Bosssuke:20151119204816j:plain

そして、振り返ればこの表情!


f:id:Bosssuke:20151119204816j:plain

なぜ、この表情なのか


f:id:Bosssuke:20151119204816j:plain

じわじわくる


本堂を出ても楽しめることいっぱい

悩みごとを皿に書いて、ぶん投げる!

f:id:Bosssuke:20151119211030j:plain

悩みごと・忘れたいことを小皿(300円)に書き、いろいろな感情とともに赤い岩にぶつけるアトラクション。

大だるまが怖かった人は、ここで忘れて帰るといいだろう。


オビ=ワンもいる!

f:id:Bosssuke:20151119211504j:plain

「あの少年が我々にとって最後の希望です」

などなど、オビ=ワンの名言をアテレコすることができます(注意:達磨大師像です)


大魔神もいる!

f:id:Bosssuke:20151119212132j:plain

寺なのに!大魔神がいる!?

その名も「虎大魔神」! 語呂わるっ!!


f:id:Bosssuke:20151119212154j:plain

「達磨大師が封印した伝説が残ってるとかですか?」

「いや特に関係ないのよ。ごめんなさいね(案内の方)」


…関係ないけど大魔神がいます。


いかがでしたか?

達磨寺の日本一の大だるま、いかがでしたか?

座高5mは目の前でみると大迫力。眼力もすごいです。 コロッとした「だるまさん」をイメージしているとアワアワしますよ!

西伊豆を訪れた際にはぜひ立ち寄ってみてください。おすすめです :)

ちなみに、この本堂を抜けた先は、お土産屋さんがあったり、オンラインショップがあったりと商売熱心。煩悩すごい!


最後はこの表情で

f:id:Bosssuke:20151119204816j:plain

グレート義太夫に似てる


おすすめしたスポット



書いたひと

f:id:Bosssuke:20150808155508j:plain
内山ボススケ

静岡県在住の地元ラブな編集・ライターマン。日夜、世界中を飛び回り、静岡県の情報を集めている。痛風予備軍。やばい。ぐるなび社「みんなのごはん」でも静岡県グルメ記事を執筆中。

Twitter:@bosssuke
著書:静岡のおきて シズオカを楽しむための50のおきて


この記事は「いずねこ探偵社」にて2014年4月7日に公開されたものです。


Copyright © 2015 Shizuoka no susume. All Rights Reserved.