静岡県東部にある海と山に囲まれた街、沼津。
皆さんは「沼津」と言うと何を思い起こすでしょうか?
筆者は沼津に住んではや10年。
落ち込むこともあるけれど、私、この街が好きです!
さて、その沼津ですが最近は深海魚ブームで、シーラカンスの展示されている深海水族館が人気ですね。
今話題の(?)ラブライブ!の新しいシリーズ、ラブライブ!サンシャイン!!は沼津の内浦が舞台になっています。
これから聖地巡礼とかでラブライバーの皆さんがどっと押し寄せたらどうしよう、とニヤニヤしているのは私だけでしょうか。
それは置いておいて、沼津と言うと賑わっているのは沼津港のあたりですよね。
そこで目につくお土産と言えばやはり「アジの干物」ではないでしょうか。
定番中の定番。
我が家もお世話になった方に送ったりします。
ただ、どうしても魚が苦手というかたもいますよね?
そこでこれですよ。
魚嫌いでも食べられるアジの開き?
これは…?
も、もっと寄りで!
どうですかこの魚臭さ全くゼロの可愛さ!
これはアジの開きの形をしているサブレです。
アジの味はしません。
食感も楽しめるサクサクのサブレ。
鼻に抜けるバターの風味が濃厚で、卵の優しさも感じて大きいのに何枚でもいけちゃう美味しさです。
甘さはしっかりめなのにしつこくないのが不思議。
愛らしい顔つきなのでたい焼きと同じく、頭から食べるか尻尾から食べるか、しばし悩みます。
こちらはバターの薫るフィナンシェです。
シャレオツー!
しっとりとしていて舌触りがよく、それなのにふんわりとした食感です。
バターやナッツの香りがしっかり残るので満足感があり、リッチな気分に浸れます。
旭治左衛門(あじざえもん)とは
この「ひものサブレ」と「ひものフィナンシェ」は、沼津市にあるお菓子店「グランマ」の「旭治左衛門(あじざえもん)」シリーズ。
沼津の新しいお土産として、今最も注目されているお菓子なのです。
グランマは老舗のお菓子やさん
「グランマ」は、かつて「旭園本店」として明治34年に創業し、沼津御用邸にお菓子を納めていた名店でした。
一度閉店してしまったのですが、現在の5代目ご主人が「グランマ」として復活させたとのこと。
沼津育ちのご主人は地元の食材にこだわり、お菓子の材料も丹那牛乳や戸田塩などを使用しているそう。
丹那牛乳ラブの私としても嬉しくなってしまうこだわりです。
サブレとフィナンシェの大きさの差はこれくらい。
ちなみに、どっちも180円(税別)。
ちょっとしたお土産にちょうどいいお値段ですよね。
旭治左衛門にぴったりなかわいい箱
こちらのお店のかわいいところはサブレの顔だけじゃないんですよ。
箱にもこだわっているのです。
ひものサブレやフィナンシェを入れるのならやはり魚柄がおすすめですね。
もちろん、ひものサブレやフィナンシェだけじゃなくてクッキーなど他のお菓子を詰めてもらうこともできますよ。
リアル「お菓子の家」な店
思わず吸い寄せられてしまいそうなかわいい外装のお店です!
季節ごとに飾りが変わるのもまた楽しいですね。
今の季節はクリスマス一色です。
あっ、サンタさんご出勤だ!
こんなお菓子や
こんなお菓子を配りに行くのかなぁ…。
アイシングクッキーかわいい。
なんて思いを馳せてしまうような、童心に帰れるお店です。
いかがでしたか?
旭治左衛門と呼ばれる「ひものサブレ」と「ひものフィナンシェ」いかがでしたか?
沼津のお土産に悩んだら、この旭治左衛門をおすすめいたします。
「アジの干物持ってきたよ〜」と言いながら渡すのがコツかもしれません。
ひとたび足を踏み入れれば、メルヘンな雰囲気に一気にテンションが上がり、何でも欲しくなること間違いなしのお店「グランマ」。
洋菓子メインのお菓子屋さんなので、ケーキも売っています。
デコレーションケーキの予約もやっているそうですよ。
今の季節ならもちろんクリスマスケーキも!
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書いたひと
ななこ
沼津市生息の引きこもり系ライター。時々ポートレートモデル。眠ることが大好きな省エネ生活のし過ぎで重力に逆らえない体になりつつあり焦る。