朝のニワトリの声が「マリメッコー!!」と聞こえてしまう北欧大好き女子の皆さん、こんにちは。早めに病院に行きましょう!
そんな「北欧に行きたすぎるあまり、体調に異変をきたしちゃう」系女子に朗報!
静岡県は浜松市に、貴女の心を癒す「北欧タウン」があるのです。しかもそこには、絶品スイーツも食べられるおしゃれカフェもあるという…。
今回は、素敵な北欧タウン「ドロフィーズキャンパス」をおすすめします。
北欧タウン「ドロフィーズキャンパス」とは
「ドロフィーズ」は、北欧的なスローライフ・ライフスタイルの提案として展開している「都田建設」社のブランド。「生活を豊かに美しくする」をコンセプトに、家や家具、薪ストーブから雑貨まで、生活の隅々に至るまでの色々なツールを提案しています。
そして、そのコンセプトを体験できる空間こそが、北欧タウン「ドロフィーズキャンパス」。北欧好きや、スローライフを考えるときのヒントを得るために訪れる方も多いそうです。
ちなみにドロフィーズは「DLoFre's」とつづり、Dream(夢)・Love(愛)・Freedom(自由)・'s(仲間)からなる造語だそうです。
駅のホームから始まる北欧タウン
最寄り駅、天竜浜名湖鉄道「都田駅(みやこだ)」から、ドロフィーズの世界が始まります。
この写真は、なんとその「都田駅」のホーム。こんなホーム見たことない…。
改札口から壁を見上げると、そこは北欧でした…。
木でできたシャンデリアもおしゃれ。とても駅舎だとは思えません。
都田駅「駅Café」
駅舎内には、古材を活かしてリノベーションした北欧カフェ「駅Café」があります。
ヴィンテージ家具に囲まれた空間で、サイフォン式ホットコーヒーと、体に優しい手作りクッキーを、マリメッコの食器で楽しむことができます。
マリメッ子は、気がついたら1日中ここにいて「結局、駅舎から出てない!」なんてことにもなりかねません。まぁ、それはそれでいいか。
スローな風景を楽しみながら歩く
おしゃれな都田駅を後に、ドロフィーズキャンパスに向かいます。
みかん畑や田園風景を楽しんだり、橋を渡ったり。楽しい!
ドロフィーズキャンパスに到着
駅から歩くこと10分ちょっと。おもむろに現れたおしゃれカフェ。
この漂う北欧感!隠したって無駄だぜ!!
ここがドロフィーズキャンパスだ!!ばばばん!
このカフェは、広々としたカウンターのある素敵な空間「フィーカ」。
ここでしか飲めない希少な紅茶やコーヒーを、北欧の陶器で楽しむことができるとか。
そして目を引くのは、カフェの奥に広がる…。
ガーデン&ヒル
カフェの向こうには、夢の世界のようなガーデン&ヒルが広がっています。
それにしても…本当にここは日本なの?
郷ひろみが愛した日本なの?
絵本の中に入ってしまったような風景。
今にも妖精が出てきそうな雰囲気が…いや出てきている…。
気配を感じる…そこかっ!!
妖精ではなくマリメッコだった
なんとそこには、マリメッコの生地を全種類取り揃えたというファブリックショップ。
マリメッコ on the マリメッコ!
マリメッコ under the マリメッコ!
マリメッコ behind of the マリメッコ!
直接、スタッフの方が北欧へ買い付けに行っているという豊富なマリメッコ生地!
マリメッ子、垂涎の品ぞろえです。
マリメッコの生地をつかったオリジナル家具なんかもオーダーできるそうな。
マリメッ子のよだれが止まりません。ちゃんと拭いて!
マリメッコショップもある
さらに、別棟にはマリメッコショップも。
急須と湯飲メッコ。
ポーチメッコ。
マグカップとか、なんかの布メッコ。
別のところに飾ってあった、カスタムスニーカーメッコ!
なにこれ、超かわいいんすけどメッコ!
そのほかにも、豊富なマリメッコのペーパーナプキンが買えるコンテナなどもあり、 マリメッコ好きは息するヒマもありません。肺活を鍛えてきましょう♪
ガーデンを散歩しながら奥に進む
ガーデンの至るところすべてがおしゃれ。
なにこれ住みたい!
テラスハウスもある。
ドロフィーズカフェでくつろぐ
地元浜松の食材を使ったナチュラルフードが楽しめるカフェレストラン「ドローフィーズカフェ」。
開放的な空間と素敵な家具。豊かでゆっくりとした時間が流れます。
「ゆったりとした時間」の代名詞サイフォン。
サーブされるお水も、ハーブのフレーバーウォーター。
酒粕のムース フルーツ添え
パスタをはじめ、パンケーキやサラディエール、カレー、スムージーなど、ありとあらゆるナチュラルフードを楽しむことができるドロフィーズカフェ。
なにを注文しても、「ほっ」と心が安らぐ料理ばかりなのですが、今回おすすめしたいのは、この「酒粕のムース フルーツ添え」。
パンケーキやタルトが売り切れていたとしても大丈夫!酒粕のムースは待っていてくれます(たぶん)。
真っ白いムースに、寄りかかるようなフルーツたち。色合いも素敵です。
口に入れると、「雲じゃないか?これは雲なんじゃないか?」と慌てるほどのふわふわ食感。
そして、優しい甘み。追いかけてほんのり酒粕が香ってきます。
いままで酒粕スイーツを数多く食べてきましたが、こんなに絶妙なバランスの酒粕スイーツは初めて。本当に、絶妙。絶妙なんです。ZETSU-MYOU!
遊山「士郎…。辰さんは大の酒好き。甘いものを出すとは…。」
山岡「いいから1口食べてみてください。食べられるはずだ。」
遊山「きさま!客人をもてなすということを!」
辰 「いや!待ってください!この香りは……酒粕?」
遊山「なにッ!……たしかに、これは酒粕。しかも上等の。」
山岡「酒好きが甘いもの嫌いなんてのは固定観念です。くだらない。」
辰 「びっくりぽんや」
遊山「ぐぬぬ……。士郎!なんだその髪型は!リーゼントて!帰らせてもらう!」
という想像が、皆さんの頭も駆け抜けることでしょう。ないか。
ゆっくり淹れられたコーヒーは、すっきりと爽やか。
本当に癒やされます。
近所にはヤギのいるパン屋さんも♪
お時間ある方は、こちらに足を伸ばしてみてください。おすすめ♪
いかがでしたか?
浜松の北欧タウン「ドロフィーズキャンパス」いかがでしたか?
ご紹介したもの以外にも、「北欧雑貨のショップ」や「薪ストーブのギャラリー」「アンティークカップのギャラリー」「建築デザインのショールーム」など1日中楽しむことができるスポットがたくさん。
駅をふくめたキャンパス全体に流れる、豊かでゆっくりとした時間はとても素敵で、心から安らぐことができます。
北欧好きの方も、そうじゃない方も、ぜひ1度訪れてみてください。おすすめです♪
そうそう。マリメッコでコーディネートしたオリジナル列車「レトロ・ドロフィーズ」も運行しているとのこと。
乗ってきたら、おすすめします♪
夜の都田駅ホーム
時間が経つのを忘れていて、気がついたら夜でした。
紹介したスポット
ドロフィーズキャンパス
書いたひと
内山ボススケ
静岡県在住の地元ラブな編集・ライターマン。日夜、世界中を飛び回り、静岡県の情報を集めている。痛風予備軍。やばい。ぐるなび社「みんなのごはん」でも静岡県グルメ記事を執筆中。
Twitter:@bosssuke
著書:静岡のおきて シズオカを楽しむための50のおきて