江戸時代の人々の主要道であった旧東海道。掛川宿は、その宿場町として多くの人々で賑わっていました。
その「掛川宿」の時代から、ずっと愛され続けている掛川の名物といえば…ご存じですよね?
創業して約200年という老舗菓子店もちやの「振袖餅」!
掛川に来たら必ず食べて頂きたい逸品。お土産にもおすすめですよ♪
「振袖餅(ふりそでもち)」とは?
「振袖餅」は、つきたての餅で餡子をつつんだ和菓子。
細長く丸められたその形が、和服の「振り袖」に似ているということで「振袖餅」と名付けられたそうです。
現在は食べやすくふっくらしていますが、より平たく、もっと「振り袖」っぽい形だった頃もあるとか。
東海道 掛川宿のお土産として噂が噂を呼び、今やなんと200年という超ロングセラー商品。期待が高まります!
「菓子処もちや」はこんなところ♪
旧東海道沿いに「菓子処もちや茶店」として開店したこのお店。国道一号線からすぐの場所にあります。
お店の前には「菓子処もちや」の文字。
平日も土日も関係なく、朝から晩まで多くのお客さんが訪れます。さすが人気店!
お客さんと店員さんの会話もこなれたもの。地元に愛されているお店ですね♪
明るい店内には、和菓子だけでなく、なんと洋菓子も!
ジャンル問わず多くの商品があってびっくり。こんなに種類が多いと目移りしちゃう♪
店内には、ちょっとした休憩スペースも。こうしたちょっとした気遣いはうれしいですね!
スタッフさんも笑顔でニコニコ。商品について聞くと丁寧に教えてくれますよ。
もっちもちの「振袖餅」を頂きます!
これが「振袖餅」!小さくコロっとした形がとてもかわいい♪
「白」と「きな粉」の2種類があります。
まずは白から。見た目もとてもきれい。
すべすべとした生地は、ふわふわで今にもとろけそう。
餡子もたっぷり!ふわふわの柔らかなお餅に包まれています。
ほのかに塩の香りも♪
持ちあげてみると、餡子の重さがずっしり!
そして、このお餅の柔らかさよ!その日の朝6時から作る、つきたて餅だからこそ出る食感です。
餡子は、優しいながらコクのある甘味。さらに、それを引き立てるほのかな塩味。絶妙です。
この全てのバランスの妙こそ、振袖餅の魅力。
掛川の特産品「掛川茶」と一緒に、ぜひ味わってください♪
続いては、きな粉。
こちらも、もちもちで柔らか~い♪
もちろん、お餅はふわふわ&餡子はぎっしり!
口に入れた瞬間、きな粉の香ばしさが「ふわ~っ!」と鼻から抜けていきます。
お餅はまるで溶けてしまうほど柔らかい。そこに、これまた柔らかい餡子が最高!
ちなみに、保存料を一切使っていない昔ながらの作りかたなので賞味期限は翌日まで。掛川市民は勝ち組ですね。
他にもあるぞ!「小倉もちパイ」
とっても美味しそうだったので「小倉もちパイ」も購入。
他にも、「ミルクあんもちパイ」など数種類のもちパイがあります。
もちパイは、振袖餅に次ぐ人気商品。タイミングが良ければ焼き立てアツアツをいただけます♪
生地はサクッ。中はこれまた餡子がギッシリ。
パイ特有の香ばしい香りと餡子の甘さがたまらない!
中には常温でも柔らかいお餅が入っています。
モッチモチ・サックサク・餡子なめらか~。何このトリプル食感!贅沢すぎるじゃないか!!
いかがでしたか?
創業約200年という老舗「菓子処もちや」の「振袖餅」いかがでしたか?
掛川に行ったお土産としても、お客さまのおもてなしとしても、自分へのご褒美としても、江戸時代からのロングセラー「振袖餅」はおすすめです♪
そうそう!できることなら、お餅がよりふわふわな、朝に行って食べることをおすすめします♪
そうでなくても、午前中に売り切れてしまうこともあるので!お店へは早めにGO!
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書いたひと
鈴木ねこ
静岡県在住の専業主婦。独人時代から地元大好き!お出かけや旅行が大好きで、今でもヒマがあれば家族で出かける自由奔放人。子ども2人と主人と毎日楽しいこと探し中。