最後に「うなぎ」を食べたのはいつですか……?
そう!そもそも高級食材である「うなぎ」ですが、近年では絶滅危惧IB種に指定され、さらに入手困難……ますます手の届かない存在になりつつあります。
とはいえ静岡県は、日本のうなぎ文化を支えてきた産地。いろいろな面で、興味をもって行かねばなりません。
そんな中、うなぎの名所として知られる三島市でみつけた、新しいうなぎの楽しみかたをご紹介します。
その名も「うなぎたい焼き」!おすすめです!
三島はうなぎ激戦区
浜松市や吉田町と並んで、三島市は「うなぎ」の激戦区です。
三島駅から歩いて10分前後圏内に、ざっと15店舗は本格的なうなぎ屋さんがひしめいています。
どのお店も、渋いうなぎ屋さんで「さすがは三島のうなぎ」と、訪れる人々をウナらせるおいしさです。
おいしいうなぎの秘密「湧き出す清流!」
三島市は、富士山の雪解け水が湧き出るという水の街。なんと、三島駅から歩いて2〜3分の「小浜ヶ池」「白滝公園」「菰池」などから、溶岩層を通った清流がこんこんと湧き出ます。
こんな清流が……。
道路のすぐ脇にあったり!
この雪解け水にうなぎの身をさらして締めることで、うまみはそのままに、臭みや余分な脂が落ちるのだとか。
静岡県の代名詞とも言える、うなぎと富士山がこんな形でコラボしていたとは!期待が高まります。
「うなぎたい焼き」を求め三嶋大社へ
三島駅南口から歩くこと12分。三嶋大社の大鳥居前に「すみの坊 三嶋大社前店」はあります。
3店舗ある「すみの坊」の中でも「うなぎたい焼き」は三嶋大社前店だけの限定メニュー。
他の店舗では手に入りません、ご注意を!
三嶋大社の境内から見て、これくらい目の前なので、すぐ見つかります。
これが……「うなぎたい焼き」!!
いざ、本題の「うなぎたい焼き」へ!
しかし、「うなぎ形のたい焼き」なのか……!はたまた「たい焼き形のうなぎ」なのか……!
その正体が明かされます!!
お店のショウケースに並ぶ「うなぎたい焼き」……。
そう!「たい焼き形のうなぎ」こそが「うなぎたい焼き」なのです!
うなぎたい焼きの大群……。
注文すると「持って帰りますか?すぐ食べますか?」と聞いてくれます
「持って帰る=常温」「すぐ食べる=あっつあつ」を用意してくれるので、あつあつを食べたい人は、ぜひ「すぐ食べる」と申告しましょう!!
たっぷりの山椒もついて、あつあつの3匹を確保 ♡
でも猫舌へたれライターはちょっと冷めるまでまつことにorz。
う〜ん、ほくほく♡
うなぎなのに、たい焼き……!
片手で持ってもOK!食べ歩いてもOKさ!という親しみやすさ。懐の深さがしみますわ。
まずはこの表面……皮の部分はごはん!焼きおにぎりのようなビジュアルです。
そして……お約束
ここで「頭から食べるか尻尾から食べるか論争」が勃発。
みなさんはどちら派ですか?
私は、頭からガブっといきました!ガブッ!!
これ!うな重だ!!
……うな重だ!これは、まごうことなきうな重だ!!
お米は1粒ずつがキリッとしているのに、全体はホロっと優しい食感。
しっかりとコクのあるタレで味付けされたごはんは、中ふっくら&外ややかり!!絶妙!!
そして!職人の手によって焼かれたうなぎは……ふっくら!!
うなぎのあの味が、がっつりと舌にインパクトします!
こんな、かわいいビジュアルですが、中身は本格うな重!!たい焼きの形のうな重です!!
すかさずお代わり!
これは本当においしい。本当におすすめです!!
こんな気持ちです
この……うなぎのように、思わず天に登ってしまいそうな……そんな素敵な時間が過ごせました。
いかがでしたか?
せっかく来たし、三島うなぎは食べたいけど……
「お財布的に、今はちょっと手がだせない!」
「あれこれ食べたいし、おなかいっぱいにはしたくない!」
「今すぐ食べたい!もう待てない!!」
いろいろな要望を満たしてくれるひとつの回答。
……それが「うなぎたい焼き」なのかもしれません。おすすめです♪
事前予約もできます♪
うなぎたい焼きは限定商品なので、確実に食べたい人は、事前予約がおすすめ♪
すみの坊 三嶋大社前店宛にお電話でご予約ください。
ほかにも
すみの坊さんでは「うなぎおにぎり」「うなぎの骨チップス」などの軽食が味わえます。
全て数量限定、なくなり次第終了なので事前予約がおすすめです!
もちろん、店内のうな重もおすすめです♪
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書いた人
Josh Redwood
静岡移住歴4年の新米ライター。インドア派。静岡に来てからビールと日本酒に目覚め、呑み散らかす日々。ただし酒に弱いのが弱点。
Twitter:@josh_redwood