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御殿場といえば馬ですよね!?富士のふもとで馬とたわむれる「クラブニューシーズンの乗馬体験」

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こんにちは。御殿場市民のemikokoと申します(^ ^)

突然ですが…御殿場と言えば「馬」ですよね!ね?ね!ね!?

「わかふじ国体」の馬術会場は「御殿場市馬術競技場」でしたし、マンガ「銀の匙」で八軒くん達が目指した乗馬インターハイの舞台も御殿場でした。ということで、「御殿場と言えば、馬」なのです。

そんな御殿場には、当たり前のように乗馬クラブがあり、なんと未経験者でも乗馬の体験ができます。

ということで、今回は馬の聖地である御殿場で、乗馬体験をしてきました。おすすめです!!

(今年が午年だったらよかったのに……)


乗馬クラブ ニューシーズン

乗馬についてなんの知識もない私は、ボススケ氏が体験したことのある「乗馬クラブ ニューシーズン」をチョイス。

インターネットから予約すると体験料が20%OFFになるというところにも惹かれました(笑)

「体験乗馬1回コース」の予約メールをすると、翌日すぐに返信が来ました。 (レスポンス良い!)


そして、当日

どきどきしながら乗馬クラブニューシーズンへ向かいました。

場所は、御殿場インターから1.4km、7分で到着します。激近っ!!!


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ミナミテニスクラブというテニスクラブの奥に駐車場があります。


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このお家が目印。そして、ここを奥に入っていくと、フロントがあります。 ぱっと見た感じ、民家みたいなので入ってもいいのかな〜?と不安になります。笑


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そして、この奥で受付。体験料の支払いと住所やアンケートなどを記入します。


装備するだけで乗馬っぽさが出てくるアイテム達

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エアーバック式乗馬用安全ベストを着て、乗馬道具のサイズを合わせていきます。


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チャップスというふくらはぎの部分に装着する道具。

足で馬に合図する乗馬では、このチャップスがないと馬を気づけてしまうことになってしまうとか。必ずつけましょう!


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そして乗馬用ヘルメットを装着!

一気に、乗馬っぽさが出てきましたね!

乗馬体験スタートです。


いざ乗馬体験スタート!

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いきなり乗馬かと思いきや、まずはお馬さんのことを知るところからスタート。

お馬さんとのコミュニケーションこそが乗馬ということですね。

私が、乗馬することになったのは、この「ブルームくん」というオスのお馬さん。

オカマですけどね。って、冗談なんかも交えて教えてくれます。 (去勢しているからだそうです。笑)


お馬さん豆知識

とても臆病&音に敏感

馬は、とても臆病な性格。また音に敏感という特徴があるため、「耳」を見て馬の考えていることを判断するそうです。

この説明を聞いているブルームくんの耳は、完全にこちらに向いていました。

視界は350度

馬の視界は、なんと350度。真後ろ以外なら、ほぼ見えるそうです。

ただ真正面は視界がぼやけているらしく、正面から近づかれるのは嫌うみたいです。

触るときは「横」から触ると同時に、声をかけるながら撫でるとなお良し、とのこと。


触ってみよう!

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近くに立つと想像以上に大きいお馬さん。ちょっと怖いwww。

勇気を出して、おそるおそる触れてみると、筋肉がガッシリしていて皮膚も毛も硬い感じ。

ちょうど、目の高さが揃うのでガン見されている気分です(笑)


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ゴツゴツとした足も迫力があります!

かっこいい!


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そして、お兄さんが「ハミ」という金属の棒を口の中に装着。

ちょっと嫌がってる?汗


さあ、馬に乗ろう!

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この体験乗馬では、「乗りかた」「発進停止」「誘導」「降りかた」を体験することができます。

まずインストラクターのお兄さんの実演。


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軽やかに乗った!乗りおった!

おのれ!主役はこっちだぞ!


乗りかた

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「乗り方」は、手綱とタテガミを一緒につかみ、鞍の前に手をつき、あぶみに足をかけ、一気に右足を上げてまたがります。

難しそうだけど、要は自転車にまたがる感じ。


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よいしょっっっと!!……ストン。

以外とすんなり乗れてしまうものです。

ですが、乗ってみると……これ……。

高い!!

視線の高さ2mオーバーですw

なんども姿勢を正して前を真っ直ぐ見てと言われました。これがなかなか難しい。どうしても下を向いちゃう……。


発進停止

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自転車でいうペダル「あぶみ」で、馬の脇の下くらいを両足で蹴るのが発進の合図。

どの程度の強さで蹴ればいいのか解らないのと、そもそも日常に「両足で蹴る」という動作がないので難しい。

馬の上でじたばたしつつも……いざ、発進!


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ゆっくり手綱を引くのが停止の合図。手前に、ぐーっと引くと、馬は停止します。

手綱の先は、お馬さん口に入っている「ハミ」に繋がっています。

強く引くと、お馬さんが怪我してしまうので優しく引いてとのことでした。


誘導

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行きたい方向に手綱をスライドさせるのが誘導の合図。

脇を開かずに、肘から手までを行きたい方向にズラすと、お馬さんがスーっとその方向に行ってくれます。

ちなみに、お兄さんが私に出す「右〜」「左〜」という指示を、空気の読める馬「ブルームくん」が理解。

指示を先読みして曲がってくれちゃうという、私いらずな状態も多々ありました(笑)


速歩(はやあし)

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だんだん慣れてきたということで速足(はやあし)にチャレンジ!

速足は、言わば「小走り」。

馬上の揺れも大きくスピードも増します。


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実に、のどかな……平和的な写真に見えますが、乗っている私の体感速度はマッハ。

ふり落とされぬよう必死に食らいついています。汗


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そして何より、上下に尾てい骨にくる振動によりお股が痛く……!

また、ふとももには、中腰でスクワットをしているような負荷が……!

一種の筋トレをしているかのよう……笑

(次の日、筋肉痛になったのはここだけの話……)

お馬さん側も大変

ちなみに初心者は、体重をかけて乗りがちなのでお馬さんも大変だとか。

さらに、その上のレベルまで上達を目指すかたは、 5級ライセンスコースを受講することをオススメします!とのこと。


降りかた

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乗るときと同じように、手綱とタテガミをつかみ、鞍に手をつき、勢いよく右足を上げます。

そして、勢いよく馬から離れるように着地。その際、バランスを崩して転倒しないように、絶対に手綱とタテガミは離さないようにとのこと。


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と、言われつつ、離してしまうのが私。コラ!笑

体操選手の着地をイメージしてしまい、最後は両手を離してフィニッシュしてしまいました。笑

着地後、もう一度タテガミをつかみ直してもダメ。怒られますので気をつけて!!笑


下ばかり見てしまうので気をつけて

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乗馬しているとき、馬が気になったり怖かったりしてしまうので、どうしても下ばかりを見てしまいました。


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なんども姿勢を正して前を真っ直ぐ見てと言われました。これがなかなか難しい。前を見るけど、あまり前のめりにはならないでという・・・。

どの写真を見ても下を向いています・・・苦笑


あっという間に乗馬体験は終了

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あっという間に、30分の乗馬体験は終了。

最後は、引き馬をして最初にブルームくんがいた小屋のところまで戻ります。


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ブルームくん、今日はありがとうね!


御殿場での乗馬体験おすすめです♪

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なかなか馬に触れる機会がなかったこともあり、(午年にも関わらず)馬に特別な親しみは持っていませんでしたが、体験乗馬をしてみて「馬ってこんなに可愛いんだ!」って思いました。

犬や猫のように、ペットとして飼うことはできませんが、乗馬クラブに会いに行って触れ合うのもいいなって思いました!

馬の聖地「御殿場」での乗馬体験とても楽しかったです。おすすめですよ♪

機会があったら、乗馬5級ライセンスコースにも挑戦もしてみたいと思いました!!


服装など

服装は、言わずもがな動きやすい恰好です。

下は、できれば長ズボン。上は、動きやすい格好かつ、冬の御殿場は日中でも寒いので厚めの上着が良さそうです。

靴は、運動靴。ポイントは、汚れてもいい運動靴がおすすめです。

手袋もしくは軍手も持って行くのですが、かなり力をいれて手綱を握るので厚めの手袋が良いと思います。

登山用の薄手の手袋で体験したのですが、ちょっと薄すぎたようで、後からちょっと赤くなりヒリヒリしました(笑)

鉄棒で逆上がりを練習した後の痛さといったところでしょうか。笑


おすすめしたスポット


書いたひと

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emikoko

スノボにゴルフに山登りなどなどアウトドア大好きで、じっとしていられない性格です♪

点々とはしてますが、生まれてから30年弱静岡県民です。笑

Twitter:@mikoneko4
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