静岡のすゝめ

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発祥の地「安倍川」で食べる!できたて安倍川もち&からみもち

by f:id:Bosssuke:20160617090327j:plain 内山ボススケ

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静岡県の伝統的な和スイーツといえば、やはり「安倍川もち」。

あの安倍首相も、「少しぐらい、きな(粉)臭くても、安(あん)保法案を通すぞ!」という意味で、「安倍川もち!安倍川もち!」と叫んだとか叫んでないとか(叫んでません)。

お土産では慣れ親しんだ安倍川もち。ただ、「できたて」は食べたことがないという人は、意外と多いのではないでしょうか?

ということで、安倍川のほとりで食べる「できたて安倍川もち」と、もう1つの名物「からみもち」を、おすゝめします!


「安倍川もち」とは?

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現在では「もち」に、きな粉をまぶしたものと、あんこを絡めたものを指すことが多い「安倍川もち」。

もともとは、「きな粉をまぶして、その上から白砂糖をかけたもの」でした。

そもそもは江戸時代、貴重だった白砂糖を使ったことで、一躍有名になった安倍川もち。白砂糖は本物の証と言えます :)

安倍川餅のはじまり

安倍川の茶店が、「きな粉」を「砂金」に見立てて餅にまぶし、「安倍川の金な粉餅」として、かの徳川家康公に献上したことがはじまりだとか。

切捨御免の時代、ギリギリのボケを将軍にぶっこんだ茶店店主に乾杯!


安倍川ほとりの老舗「石部屋」

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これが安倍川!

清流としても有名で、その伏流水は水道水にも使われるほど。河川敷も広い!


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そして、ここが文化元年(1804年)創業の老舗「石部屋」!

文化元年といえば、あの「寛政の改革」を進めた11代将軍、徳川家斉の時代。

そう!あの…改革が!

具体的にどんな改革かは言えないけど、あの改革のころから続く老舗なのです。


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江戸時代にタイムスリップしたような雰囲気ある店内!

サーキュレーターはある!しかたない!!


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かつての看板でしょうか…。

ちなみに店名「石部屋」は、創業者「石部屋吉五郎」氏の名前から。


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黒柳徹子さんや長さんのサインも!「旅のもち」…………なんてな!!(涙)


これが元祖 安倍川もち

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で…でたー!

200年前の作り方を守り続けている、弥次さん喜多さんも食べた、あの安倍川もちやー!!

白砂糖もしっかり乗っています :)


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注文をうけてから千切られたもちは、ふわふわ!!

見よ!この箸の沈み具合をー!

口にすると、しっかりとしたお米の旨味と、きな粉の香りが広がります。まぶされた白砂糖も、あっさりとした上品な甘さ!

そして温度。冷たくもなく熱くもない、もちの柔らかさを最大限に引き出す温度なのでしょう!知らないけど、たぶん!!

やっぱり、できたては格別!お土産の安倍川もちとは、別物ですね(あれはあれで好き)。


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白糖だけのさらりとした、こしあん。くどさがまったく無く、いくつでも食べらられそう。

きな粉もそうですが、もちの味と素晴らしく調和しています。

やはり、できたては違う! 違うよ!全然違うよ!!


もう1つの名物「からみもち」!

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そして、安倍川もちと並ぶ名物が、この「からみもち」!

大根おろしではなく、「わさび醤油」でいただくという静岡ならではの逸品。

安倍川もちではなく、これを目当てに通う常連さんも多いとか。

もちろん、これはお店でしか食べることはできません。


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硬くならないよう、お湯にひたされたおもち。

尋常ならざる、つやつや感!


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わさびは当然、静岡産。しっかりとした辛味が鼻に抜けていきます。

あの、つやつやもちに、醤油とわさび?

こんなの美味いに決まってるだろ!!


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もち&わさびを中心とした、甘さと辛さのコラボレーションを楽しむもよし!

鼻に抜けるツーンとしたわさびの辛味と醤油の風味、そして舌に残るお米の甘さ。完璧!完璧なバランス!!

オレが、わさびを乗せすぎなければ完璧だったはず!!


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わさびを醤油にといて、もち全体を楽しむのもよし!

めっちゃうまい。見ればわかると思うんすけど、めっちゃうまい。


最終的に、お茶がうまい

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なぜなんでしょう。

なぜか美味しいものを食べたあとはこうなります。こうなりませんか?

「あー!お茶がうまい」

静岡県に生まれてよかったー。


いかがでしたか?

「できたての安倍川もち & からみもち」いかがでしたか?

静岡県に生まれたからには、一生に一度でいい。できたての安倍川もちを食べにでかけましょう!

それではまた!静岡県で!!

レッツ、アベノミクス!!


おすゝめしたお店



書いたひと

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内山ボススケ

静岡県在住の地元ラブな編集・ライターマン。日夜、世界中を飛び回り、静岡県の情報を集めている。痛風予備軍。やばい。ぐるなび社「みんなのごはん」でも静岡県グルメ記事を執筆中。

Twitter:@bosssuke
著書:静岡のおきて シズオカを楽しむための50のおきて



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