みなさんこんにちは。
今日も元気に「あぁ、なんか美味いもん食いてえな」と呟いてますか?
ちなみにこれは私の母親が日に一度は呟いているフレーズです。
ではここで、そんな私の母にまつわる、県民常識クイズを出題します!ぱふっぱふっ。
「戸田」
静岡県内の地名であるこの漢字、一体何と読むのでしょうか?
モッミ、モッミ、モッミ、モッミ♪
(シンキングタイムの効果音を男性の好きな擬音にすることにより、少しでも幸福を与えてあげたいという私からのささやかな心遣いです)
では解答をどうぞ!
……え?『とだ』?
『とだ』って読んだ?
『とだ』と答えた方は残念、不正解!
戻るボタンを押して今すぐ埼玉へ帰れ!と言いたいところですが、言いません。
どうぞそのまま読んでいってください。ささ、どうぞどうぞ。
正解は『へだ』ですね、『へだ』。
わたしの母が生まれ育ったのがこの戸田(へだ)なのです。
義務教育を修了した静岡県民の正解率100%で間違いないと思うのですが、どうでしょうか?
本日はそんな戸田にある、とっても美味しいイカの三升漬をご紹介します!
戸田港特産手造りいかの三升漬
使われているスルメイカは北海道産ですが、わたしの使命は美味しいものを紹介すること。
駿河湾で獲れていようがオホーツク海で獲れていようが、静岡県内で製造販売されていればOKなのです。
ゆるくいこうぜ!
まずは戸田に向かいましょう
昔は『田方郡戸田村』だったのですが、合併により『沼津市戸田』となって久しいですね。
(戸田村のほうが風情があって好きだったなぁ。そういう問題じゃないけど)
三島方面から南西に車を走らせ、峠を越えると見えてくるこの景色。
ここが戸田です。
山と海に囲まれたほとんど陸の孤島のようなこの小さな町、横溝正史感抜群なのであります。
(実際には浜の向こうから土肥方面に抜ける山道もあるため、そう簡単には陸の孤島にはなりませんのでご安心を)
戸田から眺める富士山はこんなに素敵
戸田の海岸通りに到着しました。
鳥居が見えるのが御浜岬。岬の向こうは駿河湾です。
駿河湾越しの富士山はまさに絶景。心が洗われるかのようです。
光徳直営 お食事処かにや
心もピカピカ(当社比)になったことですし、いざ行かん、我は求め訴えたり!(三升漬を)
こちらが三升漬を販売している『光徳直営 お食事処かにや(本店)』さんです。 一階はお土産屋さんになっていて、二階がお食事処となっています。
入ってみるとこんな感じ。
網元って感じがしますね。(←今、私はニュアンスで網元発言をしたので、有識者から見たら全然網元っぽくないかもしれません。その場合はごめんなさい)
タカアシガニもいるよ
お店の奥に進んだところにある生簀の中には、タカアシガニがウジャウジャ!
戸田は、駿河湾の深海に生息する世界最大のカニ、タカアシガニが獲れることでも有名なのです。
そしてかにやさんは、タカアシガニ料理専門店でもあるのです。
普段水族館でしか見ることのできないタカアシガニですが、ここならあまりの近距離に、タカアシガニの奥様方と井戸端ならぬ生簀端会議ができちゃいそうです。
今日も脚のまだら模様が鮮やかでほんっと素敵ですね!羨ましいわぁ。(始まった生簀端会議)
深海じゃなくても元気いっぱいなんて、尊敬しちゃいますぅ。
いやいやうちの夫なんてもうぜーんぜん!マグロですマグロ!(何の話?)
ついついタカアシガニさんたちとの会話が弾んでしまいましたが、この辺で失礼しましょう。三升漬三升漬。
(モリモリ動きまくるので、本当にずっと眺めていても飽きません)
三升漬発見!
冷蔵ケースの左側に三升漬を発見しました!
今回は私のお気に入りの三升漬にスポットを当てていますが、他にもこんなにたくさんのお土産が売られています。みなさん、これは試す価値ありですよ。
帰宅し、いざ実食!
さあ、三升漬を楽しむための食事の支度ができましたよ。
つい他のおかずも用意してしまいましたが、三升漬さえあれば他のおかずなんて要らないのです。
鮭なんてよく分からないところから骨が出てくるからあまり好きじゃないのに、フォトジェニックを気にして買ってしまいました。私の承認欲求が鬱陶しくてすみません。
とにかく三升漬を開けてみます。
パカッ!飴色に染まったイカがギッシリ!
このツヤツヤの三升漬を眺めているだけで、ヨダレが分泌されまくりです。
いただきます!
うわーっ!うんまーい!キタコレー!
プリプリのイカと醤油麹の深い旨みとコク!
ピリッと効いた鷹の爪によって食欲はさらに増し、炊いたご飯がなくなるまで箸が止まりません。
口の中を一生三升漬とごはんでギュウギュウに満たしておきたい!
臭みが全くないので、塩辛が苦手な方でも美味しく召し上がっていただけるのではないでしょうか。
私に至っては、三升漬の買いすぎでスポーツスタッキングが出来るほど空の容器が集まりましたが、他の使い道があまり思い浮かばず、娘が作ったスライムなどを入れています。(要らない情報)
一度食べたらハマってしまって、きっとみなさんも同じ末路を辿るでしょう。(予言)
三升漬、是非一度お試しあれ。
それじゃあまたね(^^)/
次回は「ヤムチャ死す!おそるべしサイバイマン」をお送りするよ。お楽しみに!
と、終わると思いました?
「ま、ゆっくりしてったら?」
実はかにやさんでの生簀端会議の時にタカアシガニさんに誘われちゃって。
人(カニ)の誘いを断るなんて私にはできませんので、そのままランチもいただくことにしたんです。
なので以下ランチについての記事になりますが、こちらも必見ですよ!
かにやさんのランチ
タカアシガニさんに誘われた私は、「せっかくだから!せっかくだからー!」と、足取り軽く二階へ。うっほうっほ。
ひゃー!桜えびの炊き込みご飯に、お造り、ローストビーフにズワイガニ、なにこれ豪華ー!しかも全部美味しいってさすが!と興奮していたら、まだ来るまだ来る!
ブリンブリンの伊勢海老が追加され、
ソフトシェルのチリソース!これすごい美味しい!
エビの旨味たっぷりのお味噌汁に、
食後のデザートは戸田塩を使ったアイスクリーム!甘味の中にほんの少しの塩味、あとひくやつです!
駿河湾の絶景を眺めながらの美味しい食事。
こんなに満ち足りた気持ちになれるなんて、かにやさん凄すぎです。
(諸事情によりタカアシガニの出ないコースですみません。「タカアシガニ料理専門店で何しれっとズワイガニ食ってんだ」と思いましたよね?返す言葉もございません。ズワイガニ美味しかったです)
これがあの日起きたすべてです。私は豪華ランチをお腹いっぱい楽しんでから、三升漬を持って帰宅したのです。
かにやさん、ごちそうさまでした。
戸田港特産手造りいかの三升漬おすすめです♪
三升漬も食事も最高のかにやさん。
実は、沼津の港にも店舗があるため、そちらでも三升漬のお買い求めは可能です。しかし、あえて書かずにここまで来たのです。
景色・人・食。
たくさんの魅力溢れる町、戸田。
ぜひ直接、足を運んでみてくださいね♪
タカアシガニさん:「いつでもこらっさーい」
おすすめしたグルメ
戸田港特産手造りいかの三升漬
光徳直売所(オンラインショップ)
※ どうしても戸田に来られない人はこちらで!
お食事処かにや
書いたひと
葉っぱちゃん
東京NSC出身の元吉本芸人。現在は富士山の麓でのんきに燻り中。料理と食器と食品サンプルとインテリアと間取り図と村上春樹と冨樫義博が好き。美味しいもののためならばどこへでも行き、食べたいと思ったものはなんだって作ります。自分の食い意地が怖い。