みんなー! インスタ映えは気にしているかーい? 私はもちろん気にしているよ!だけどもインスタはやっていないよ。
……え???
本日は、そんな奇天烈な葉っぱが、フワフワでトロトロでジュワジュワな、インスタ映え抜群の美味しいブリュレパンケーキを紹介します!
伊豆 村の駅 TAMAGOYAさん
やってきました。三島市にある伊豆・村の駅。
TAMAGOYAさん以外にも、めちゃくちゃ興味深いお店がたくさんの大好きな場所です。
お花も野菜も果物も、地元で採れた新鮮なものばかりで、興奮が止まらない!
野菜さえ、野菜さえ冷蔵庫にいろいろ入っていれば、夕飯なんていくらでもどうとでもなるのよ、ね、主婦の皆さん。
村の駅の右側にあるのが、たまご専門店「TAMAGOYAさん」です。こちら。
この画像内だけでも三ヶ所も「TAMAGOYA」の文字が掲げられているので、お店を間違えるおっちょこちょいもそうはいないでしょう。
TAMAGOYA
TAMAGOYA
TAMAGOYA
↓
MATAGYAO(またギャオ)
ギャオばかり見てる人への不満を表現したアナグラムが完成しました、驚きですね。
葉っぱです
改めまして、こんにちは。
卵のハンギングチェアに揺られている葉っぱです。
オープンの10分後に到着したのですが、すでに1時間待ち。めちゃくちゃ大人気!
なので、出遅れた葉っぱは、こうしてハンギングチェアに揺られている……と、こういうわけです。瞳には何も宿っていません。
ちなみに、パンケーキは注文から焼き上がりまでに40~50分ほどかかるそうです。時間に余裕のない時は、早めの判断を!
平日なら席の予約もできます。「どうしても週末でなければ無理なんだ~」という方以外は、平日のご来店をおススメします。
このように行列必至のTAMAGOYAさんですが、スマホで待ち時間の確認もできるので、順番が来るまでは村の駅の他のお店を楽しむとよいでしょう。椎茸のクレーンゲームとかね!
日の出たまご
待っている間に店内をグルグル。
箱根西麓の広大な土地で育てた鶏。
ミネラルを豊富に含んだ赤土の上でより自然に近い環境で飼育。
現代では非効率な平飼い。 与える水は富士山の伏流水。
指でつまめるほどプリプリと弾力があり、ぎっしり濃厚な卵黄。
上記が日の出たまごの特徴なのだそうです。
平飼い!!
みなさんご存知の「スーパー食いしん坊」(←昭和50年代に月刊少年マガジンで連載されていた料理漫画。傑作。コミックスが葉っぱの実家の本棚にあった)が親子丼対決の時に探していた最高の卵も平飼いでしたよね!
自然な土の上で平飼いして、鶏がストレスなく育つことが美味しい卵を産む秘訣だと子供の頃にスーパー食いしん坊に教わってから、平飼いの卵には絶大な信用を寄せている葉っぱなのであります。
とにかく平飼いは最高なのだと皆さんも覚えておくとよいでしょう。いつかどこかで役に立つかもしれません。立たないかもしれません。そこは私の関与するところではありません。
お土産の層が厚い!
その他にも店内にはたくさんのスイーツやお土産物がオシャレにディスプレイされています。
ボーロやクッキーの他に化粧品まで!幅広いぜ。
たまごという物質がそれだけ優秀であるということですね。
たっぷりん
可愛さしかないこのプリン達よ!
私は集合体が大好きなので、こういう類のものをずっと眺めて時間をつぶすことができます。ラッキー!
TAMAGOYAベイク
こちらにも集合体が。ツヤツヤで美味しそうだし、ギッチリ並ぶ姿が最高に可愛いですね。
集合体マニアのみなさん、TAMAGOYAさん、イイよ!
広々としたカフェスペース
野菜を購入したり、集合体を眺めたりしているうちに時間が過ぎ、無事席に案内してもらうことができました。
大きな窓から差し込む光。明るく開放感のある空間です。
ブリュレパンケーキ降臨!
やっと……!やっときた……!
運ばれてきたばかりのブリュレパンケーキはこんな感じ。
フワフワプリプリで高さのある、メレンゲタイプのパンケーキ。
上にかかっているのはフランス産のお砂糖だそうです。
わざわざ説明してくださったのに、「へー」という感想しか出てこなかった、終わっている私です。
フランス産のバターだったら興奮するんですけどね。フランス産の砂糖についての知識が0なのでした。
こちらをこれから店員さんがバーナーで炙ってキャラメリゼしてくれます。
「撮影の準備はよろしいですか?」なんて、こちらが映えを気にしている人種だということがバレている……!映えバレ!ちょっと恥ずかちい!
シュボォォォォォッ!シュボォォォォォッ!
うぉぉぉぉ!これは……よき!
シュボォォォォォッ!シュボォォォォォッ!
まだまだぁ!
全面に焦げ色がついても、そこからさらに香ばしさを出すためのキャラメリゼは続きます。
シュボォォォォォッ!シュボォォォォォッ!
ふちまで丁寧にキャラメリゼしてくれます。
ジュクジュクと泡立つ表面がそそる……っ!
さあ、これで日の出カスタードのブリュレパンケーキの完成です。
いかがでしょうか、この色、このフォルム、そしてとろけるテクスチャー。
キャラメリゼする前の10倍愛おしく感じます。
そんな最高可愛いブリュレパンケーキにナイフを入れると……
ダバァーーー!
カスタードクリームとアイスクリームの大洪水!
たまらんっ、これはたまらんっ!
インスタ映えとか通り越して、ひたすらに美味しそうだし実際美味しい!!
あったかいのとつめたいのが一緒になったスイーツって、なぜだか分からないけど美味しいですよね。マジで謎ですが。
ジュワジュワのブリュレとフワフワのパンケーキとトロトロのカスタードクリームとヒエヒエのアイスクリームが混然一体となって、パーフェクト!!
7段ステージパンケーキ!
その他に「7段ステージパンケーキ」という迫力満点のパンケーキも注文しました。
ファインダーに収まり切らないほどのこの迫力!
撮影に苦戦している間に、パンケーキの上のクリームが滑り落ちました。
やっと料理がテーブルに並んだのに撮影が終わるまでさらに待たなければならない長女の不貞腐れた様子が、ぼかし越しにも伝わってきますね。本当にごめんなさい。
ドバーッと全部乗せ。
ゴージャス!
フルーツの酸味が合わさって、ブリュレパンケーキとはまた違う華やかな美味しさです。
甘いもの以外もあるんだよ
天城軍鶏の親子丼もいただきました。
こちらはたまごスープとお漬物付です。
たーっぷりのたまごが使われています。
トロトロ半熟(というか生だな)の口当たりなので、贅沢なたまごかけご飯のようですが、香るお出汁と軍鶏の旨味が、「たまごかけご飯とは呼ばせないぜ!」としっかり主張してきます。
この弾力、この歯ごたえ!軍鶏ならではですね~。
美味しかったので、これ明日あたりまた食べたいです。
TAMAGOYAさん、おススメです♪
お食事からスイーツまで、たまご料理を追求し網羅したTAMAGOYAさんにみなさんも是非! ただし待ち時間だけは本当に覚悟して行ってくださいね! 映えのためなら命も削る、それがインスタグラマーってやつだろう!?(やってないから知らんけど)
おすすめしたお店
書いたひと
葉っぱちゃん
東京NSC出身の元吉本芸人。現在は富士山の麓でのんきに燻り中。料理と食器と食品サンプルとインテリアと間取り図と村上春樹と冨樫義博が好き。美味しいもののためならばどこへでも行き、食べたいと思ったものはなんだって作ります。自分の食い意地が怖い。