こんにちは、葉っぱです。
モスキート音が聴こえなくなってきて焦っている皆さん、ご安心ください。……私もです。
そんな耳の老化著しい葉っぱですが、舌はまだ無事!(だと信じてる)
その無事な舌がまたしても、超美味しい素敵メニューを発見致しました。
それが御殿場市にあるアンドロワ・パレさんの「ピスタチオのケーキ」です!
季節限定!ホームページにも載っていないレア度の高いものですが、秋冬は店頭に並ぶとのこと。よかったですね!
「アンドロワ・パレ」は御殿場に2店舗
早速ですが、予約をしたピスタチオのケーキを受け取りに行きましょう。
アンドロワ・パレは御殿場市内に2店舗あり、わたくし葉っぱ、いつもは川島田店を利用しているのですが、今回は初めての方にもわかりやすいインター店へ向かいます。
ちなみに川島田店は、奇しくも以前、あんかけカツ丼を紹介させていただいたにく友さんの、道を挟んだお隣でございます。
御殿場で一番アツい場所
右に「にく友」左に「アンドロワ・パレ(川島田店)」。最高。
一番アツい場所なので交通量が多く、店頭の駐車場からの出し入れは少し難しいのですが、お店の2軒隣と交差点の向こうにも駐車場があります。運転に自信がないかたはそちらをご利用ください(私もそうしてます)。
アンドロワ・パレ インター店
御殿場インターチェンジ近くにある広くて瀟洒なアンドロワ・パレ インター店。
(インターの近くじゃないのにインター店って名乗っていたらモヤモヤしちゃうから、インター近くにあって本当に良かったです)
遠くからお越しの方はもちろんインター店の方が便利ですし、「我慢できない、すぐ食べたい!」というせっかちさんにも、カフェスペースのあるインター店がおススメです。
ハロウィンに染まる店内
あらまあ素敵。店内はハロウィン一色です。
目玉くん、包帯男、かぼちゃのモンブランはたぶんハロウィンの季節限定でしょうね(聞き忘れた)。
タイムリミットまであと少し。
こちらのギフトコーナーももちろんハロウィン!
仮装未経験、ハロウィンパーティー未経験、「トリックオアトリート」なんて口にしたこともない。
つまりハロウィンガン無視で生きてきましたが、こういう雰囲気は大好きです。いや、ほんとに。
そして床に置かれたカボチャも可愛いですが、それよりもこの床のタイル!いいわぁタイル!私タイル大好きなんですよ。
今度よかったらタイルについての記事を書きましょうか?え?興味ない?あ、そうですか。
アンドロワ・パレの歴史
皆さまのタイルへの反応があまりに塩だったので、アンドロワ・パレさんについて書きますと(失礼)、なんと今のご主人で八代目という老舗中の老舗。
旧き御殿場市民の中には「大胡田屋さん」と呼ぶ人あり。大胡田屋さんの先代からお店を引き継いだ現在のオーナーシェフによって、アンドロワ・パレとして生まれ変わり、店舗も川島田店の1店舗からインター店もあわせた2店舗に拡大!
そんな実力者であるオーナーシェフは様々な洋菓子コンクールでの受賞歴があり、言わば御殿場の宝!
しかもみんな大好きイケのメン!
「え?イケメンなの?見たい!イケメンマジ見たい!」と沸き立つオーディエンスのみなさん慌てなさんな。
葉っぱは、ちゃんとお写真撮らせてもらってきましたよ。褒めとくれ。
果実兼備なオーナーシェフ
こちらがオーナーシェフの田代さん。
イケメンだという噂はかねてより私の耳にも届いていたのですが、本人にお会いしたらガチのイケメンだったので私の挙動がソワソワとおかしくなってしまい、田代シェフを困惑させてしまいました。シェフの表情が若干ぎこちないのはそのためだと思われます。
気味が悪くて本当に申し訳ありませんでした。
あと、写真より本物のほうがかっこいいことをここに付け加えておきます。
明るいカフェスペース
お店の奥にあるカフェスペースはこんな感じ。
ガラス戸からはたくさんの光が差し込み、ここでのんびりティータイムなんてしたら、心が豊かになって一句読みたくなりますね。
光差す とか言いながら 今日も雨
そんなわけでイマイチ明るくないのは天気が悪いからです。ギリギリで雨は止んだのですが、空にはどんより灰色の雲。
私が取材に行く日はここのところ毎回天気が悪いです。ケーキの予約をしていたため、簡単に日にちを変えることもできず。
こんな薄暗い写真になってしまって申し訳ありません。どうぞ曇天女と罵ってください。気味の悪い曇天女です。
オーナーシェフ自らがサーブしてくれたピスタチオのケーキがこちらです
ピスタチオ〜〜!
モソモソとした食感を好まぬため、芋栗カボチャや豆類をすすんで食べることのない私ですが、ピスタチオだけは別!
ピスタチオこそ神の創り給うた聖なる豆。聖豆。
数ヶ月前にふらりと行ったアンドロワ・パレさんで、 「普段はお店に並ばないケーキなんですが、今回たまたま予約が入って2台作ったので、1台だけショーケースに並んでるんです。これすっごく美味しいですよ〜。」 とお店の奥様がオススメしてくださり、それは是非試してみたい!と促されるままに購入したのですが、奥様の言葉に偽りなし!
あまりの美味しさにあの時私、目にじんわりと涙が浮かびました。
一緒に食べていた友人たちも 「はわわ〜〜(๑´Д`๑)」 という恍惚の表情をしていたのを確認済みです。
芸術的な断面
口に運ぶとムフっと香るピスタチオのムース。
それをあとから追いかけてくるフランボワーズの酸味。
優しいマスカルポーネクリーム。
さらにトップのキャラメルクリームの風味。
計算し尽くされている~!
もうこれ以上足し算も引き算も必要ない。ここが正解。
誰これ考えたの、天才?
ピスタチオとフランボワーズが合うってどこで習うの?パティシエ界では常識なの?
それともオーナーが編み出したの?すごくない?惚れるしかなくない?(カラカラな日常を送る主婦の悲しい性よ)
今回は小さいサイズで注文しておいたのですが、ホールでの予約も可能です。私が初めて食べたのは15号サイズのホールケーキでした。
モチモチの手作りクレープも絶品です
せっかくインター店まで来たからには、川島田店では扱いのない、ケーキ屋さんのクレープもいただきましょう。
こちらがメニューです。今回は店員さんおすすめのミルフィーユクレープにしてみました。フルーツは苺!
注文を受けてから、こちらのオープンキッチンで一枚一枚クレープを焼いてくれます。
米粉の入った生地。米粉の入っているものって美味しいですよね、米粉は信用できる。
そして中にはケーキ屋さんならではの、完全自家製のサクサクのパイと生クリームとカスタードが!
私泡立ててるの見たし!嘘じゃないし!
業務用のホイップクリームを使ったそこらのクレープとは当然のことながら味が全然違います。
クレープの生地もしっとりやわらかでうんまぁ~。この生地を掛け布団にして眠りたいくらいです(敷布団にするには薄すぎて持病のヘルニアに悪い)。
走りの苺は小粒ですが、適度に硬くて酸味と甘みが最高。
私これあと3個休憩なしで食べられる。
ほんわか優しい気持ちになれるケーキたち
他にいただいたのは、キングオブケーキである「苺のショートケーキ」と、「フレフレ」というアンドロワ・パレさん人気のケーキ。
苺のムースとバルサミコが隠し味のジュレが、乙女心をくすぐります。
「アンドロワ・パレはムース作るのめっちゃ上手だよね!何のムースを食べても絶対美味しい!」と必ず一緒に食べている人に言っている気がします。言わずにいられないのです。
ムースだけじゃなくスポンジ作るのもめっちゃ上手。
このきめ細かさ、この高さ。これをフワフワと言わずして何と言う。
生クリームももちろん上質。 「ゴクゴク飲んでもくどくない、そんな生クリームを目指してます」 とオーナー。
ごめん、さらりと捏造した。そんなトーク一切交わしてなかった。 そうじゃないかな?と思ったので。
一回落ち着こう、私。
次にケーキが食べたくなったらアンドロワ・パレに行くしかない
他にもたくさんの美しいお菓子がずらりと並び、しかもどれを食べても美味しい。
アンドロワ・パレに死角なし。
それが御殿場の誇るアンドロワ・パレなのであります。
おすすめです♪
今回のオマケ画像はすごいぞ!
我が家の夫と長女もハマっている、大人気ゲームのバースデーケーキです。
クオリティが高いとかを超えてもう本物にしか見えません。豚の表情そっくりすぎ。
アンドロワ・パレさんではこのような特注ケーキも作ってくれます。
詳細はお店にお問合せ下さいね♪
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書いたひと
葉っぱちゃん
東京NSC出身の元吉本芸人。現在は富士山の麓でのんきに燻り中。料理と食器と食品サンプルとインテリアと間取り図と村上春樹と冨樫義博が好き。美味しいもののためならばどこへでも行き、食べたいと思ったものはなんだって作ります。自分の食い意地が怖い。