静岡のすゝめ

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衣・肉・ソースすべてが最高峰!熱海市民が愛してやまない老舗洋食屋みのる亭の「ポークカツレツ」

by f:id:Bosssuke:20160617090327j:plain 内山ボススケ

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青い空!白い雲!熱い海!!夏本番ですね!

夏休みということもあって、いつもより賑わっている熱海からお届けします。

洋食の街である熱海で、60年近く地元民に愛され続けている最高のポークカツレツをご紹介しましょう。

窓際ソファー席は、水平線を眺めることができる絶景ポイントでもありますよ。

夏休み後半、これから熱海に行くよ!という皆さん必見です♪


洋食の街「熱海」

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熱海と言えば「温泉」が浮かぶと思いますが、実は「洋食」の街でもあります。

志賀直哉や谷崎潤一郎など、食通としても知られる文豪に愛された熱海。こだわりの強い彼らに育てられたグルメの街という側面もあります。

中でも「洋食店」は、創業50年を超える老舗が名を連ねる激戦区。日本有数のハイレベルな洋食を楽しむことができるのです。


昭和34年創業 熱海の洋食屋「みのる亭」

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みのる亭は、昭和34年創業の老舗洋食屋さん。

熱海市民に愛され58年。現在は代替わりし、若き2代目が大切な味を守り続けています。

昔ながら…と一口に言うのは簡単ですが、そこにかける手間暇とこだわりは相当なもの。追ってご紹介いたしましょう!


タクシーの運転手さんも激推し

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味に厳しいタクシーの運転手さんも常連です。推して知るべし。


お店はリゾートマンション内

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お店は、ちょっとレトロなリゾートマンション「熱海サニーハイツ」内。

熱海駅から少し…少しかな…坂を登ったところにあります。

もちろん、外からのお客さんもWelcome。気軽にマンションの扉を開けましょう♪

ちなみにボススケ宅から歩いて10分という個人的な神立地。あざす。


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なかなか土地がない熱海で、これだけ広いレストランも珍しい。

ゆったりできます♪


おすすめはソファー席

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どーーーん!!はい絶景。どうも絶景です。

さすがリゾートマンション眺望が最高です。少し高台にあることもあって水平線の位置が高い。

すぐ埋まってしまいますが、やっぱり窓際ソファー席がおすすめです :)

より夏を感じたい方はテラス席もありますよ。


みのる亭の「ポークカツレツ」

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出た!出ましたよ!

これがカツレツの最高峰。みのる亭の「ポークカツレツ」です!

子牛を使ったフランス料理の「コートレット(Cotelette)」をベースに、日本の洋食と誕生した「ポークカツレツ」。いわゆる「とんかつ」の基になった料理ですね。


ファビュラスな軽い衣

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みのる亭のポークカツレツの特徴の1つが、この衣!

まず口に運ぶと、サクサクっという軽快な食感とキメの細かさに驚きます。

そして、次にその軽さに驚くのです。ヤバいわ。この軽さヤバ。

揚げ物のクドさや・脂っぽさが一切ありません。むしろ、サッパリしていると言っていい。なぜならば!

「注文があるたびに新しい油に換え、1枚1枚フライパンで丁寧に揚げている」からなのです。

ファビュラス!ファーーービュラス!!

大量の油に潜らせるように揚げる「とんかつ」には真似できない、「ポークカツレツ」の強みを最大限に活かすこだわりと言えましょう。


シャキシャキしている豚肉

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色々な試行錯誤の結果、現在使っているのは那須高原豚。

この豚肉の食感がすごくて、なんというか……シャキシャキしています。

しっかり柔らかいのに、歯ごたえがしっかり。食感はシャキ!です。肉だけどシャキ!

衣サクサク、肉シャキシャキ!

伝わるかな……たぶんダメだな……。食べてみて……食べてみてよ。もう。


自家製の無添加ソース

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酸味まろやかな味わい深いこのソースは、自家製!!しかも保存料を一切使っていないというこだわり。

インド人の飼ってるブルドッグもビックリです。


脂身が脂っこくないという奇跡

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「うわー脂がこんなに……」と思うじゃないですか。

まったく脂っこくない……上に、なにこの上品な甘さ……。


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からしに引き締めてもらうことで、更なる高み……そして伝説へ。


ポークカツレツを引き立てる仲間達

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自家製&無添加なのは、ソースだけじゃない。

ドレッシングも、マヨネーズも自家製&無添加です。


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キラキラした自家製ドレッシングは、野菜が引き立つ爽やか&さっぱり味。

うまうま。


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スープじゃなくてみそ汁なのが嬉しいですよね。



ポークソテー(ハワイ風)が乱入!

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うわー!ポークカツレツの記事なのにー!

秘伝のデミグラスソースがたっぷりかかった看板メニュー「ポークソテー」が乱入!!

これも旨いんですよ。


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デミ効果か、外側はとろとろ&内側はシャキシャキ。

デミグラスソースの甘さと、豚肉の甘さ。そして若き日の自分の甘さ。

色々な甘さが、口の中いっぱいに広がります。


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ポークソテーを持ちあげると……。


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はい、ずっしり。

想像してください。

超うまデミソースが絡んだ、ずっしりポークソテーを口に押しこむ快感を。

マーベラス!マーーーベラス!!!


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箸休めのパイナップルも、いい仕事してます。


みのる亭の「ポークカツレツ」

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熱海市民に愛され続ける洋食屋みのる亭の「ポークカツレツ」。

衣・肉・ソース……本当に細かいところまで手間暇を惜しまず、愛情をかけて提供されていることが良くわかります。愛され続けるわけだこれ。

なんといってもやっぱり衣かなー。本当に爽やかなんですよね。「爽やかな揚げ物」って食べたことあります?奇跡ですよ?

本当に、熱海の洋食はレベル高い。このポークカツレツもマジ最高峰です!おすすめです :)

ちなみに子供からご年配の方まで、市民リピーターが多い店内ですが、お店のかたは皆さん超絶にフレンドリー。はじめての人にも安心しておすすめできます♪

そして、ポークソテーも旨い!

っていうか何食べてもだいたい旨い!安定感ばつぐんです。


アクセス

冒頭にあったとおり、熱海では珍しく駐車場があるので車でのアクセスは無問題。

歩きだと、熱海駅のバスロータリーから徒歩3〜5分くらい。ただ、駅からは上り坂が続くので、「歩くのが苦手だな〜」という方はバスがいいかも。熱海駅のバスロータリー4番から乗って「桃山」バス停で下車すると近いです(170円)。

タクシーの初乗りが700円なので1人じゃなければタクシーでも良いかも。運転手さんは全員知っているはずです!


おすすめしたお店

みのる亭



書いたひと

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内山ボススケ

静岡県在住の地元ラブな編集・ライターマン。日夜、世界中を飛び回り、静岡県の情報を集めている。痛風予備軍。やばい。ぐるなび社「みんなのごはん」でも静岡県グルメ記事を執筆中。

Twitter:@bosssuke
著書:静岡のおきて シズオカを楽しむための50のおきて


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