掛川市に「ヨコスカラムクーヘン」というスイーツがあるのをご存知ですか?
「静岡県なのになんで横須賀?」と思う人も多いしれませんが、地元では知らない人はいない人気パン屋さんのイチオシ商品。
お土産に持って行けば、喜ばれること間違いなしのおすすめスイーツです。
静岡県なのに横須賀?
「横須賀」と聞くと、スカジャンと基地とブルーライトで有名な「神奈川県の横須賀」をイメージする人が多いかもしれません。
しかし「横須賀」という地名はもともと「砂浜の横」という意味で、神奈川県以外にも愛知県、千葉県、そして静岡県にも存在していました。
とくに掛川には江戸時代「横須賀藩」や「横須賀城」が存在したという、由緒正しい「横須賀」。
スイーツと一緒に、こんな土産話も持って行けるのも「ヨコスカラムクーヘン」の魅力ですね。
掛川の地砂糖「よこすかしろ」
沖縄など南の島で採れるイメージのサトウキビですが、なんとそのサトウキビが育つ北限が、ここ静岡県の掛川なのだそうです。
そして、掛川市横須賀(現大須賀町)のサトウキビから作られた地砂糖が「よこすかしろ」。
さらに、その「よこすかしろ」を原料としたラム酒が「ヨコスカ・ラム」なのです。
本州最北のラム酒「ヨコスカ・ラム」は、アルコース度数が34度と高めですが、香りがとても良いと評判……。そしてお菓子作りに向いている……と。
さぁ、色々とつながってきましたね♪
ヨコスカラムクーヘンを求め「パンの郷」へ
ヨコスカラムクーヘンは、掛川市の大人気パン屋さん「鶴田屋本舗・パンの郷」で販売中。
ちなみに掛川市の本店では、一口大にカットされたパンが常時10種類ほど並ぶ、パンのバイキングが大人気。ドリンク・スープがついて550円って安すぎやろー!
さすがパンの郷!お店の中はパンでいっぱい!
ご当地パンなら「パンの郷」言われるように、珍しいパンも目白押し。浜松餃子の形をモチーフにした「浜松餃子パン」なんてものもあります。地元愛を感じますね。
こちらが開店後30分で1/3が売れてしまうという!人気NO.1のメロンパン「メロンアップ」。
静岡県産マスクメロンの果汁が、生地にもクリームにもたっぷり入っています。この表面のカリッと感がたまらん。
おっと、寄り道がすぎました。さぁ、本題にもどりましょう!
これがヨコスカラムクーヘン!
おしゃれな雰囲気の「ヨコスカラムクーヘン」。
一つ一つ包装されているので、お土産や、ちょっとしたプレゼントにも良さそう。
ちなみに「クーヘン」はドイツ語で「ケーキ」という意味。おなじみ「バウムクーヘン」は「木のケーキ」のことです。
ヨコスカラムクーヘンは、「ヨコスカラムを使ったケーキ」ですね。
スティックタイプのケーキで、大きさは12cmくらいでしょうか。
ティータイムや小腹が空いた時にぴったりな大きさ!
透明なトレイ(?)で、手を汚さずに気軽に食べることができます。
ふわふわと柔らかい生地は、しっとりとした触感。縞模様もとてもキレイです。
口に入れた途端、フルーティな香りが広がります。いわゆるラムケーキのような強いラム感はありません。さわやか!!
そして、きめの細かい口当たりで、溶けていくように消えていきます。おかしいな……いつの間にか消えてなくなった……もう1つ食べよう。
バターとヨコスカ・ラムの相性もバッチリ♪
ラスクもあります
ヨコスカラムクーヘンを使ったラスク「ヨコスカラムクーヘンラスク」も販売中。
ラムの良い香りと、カリッ!サクッ!とした食感を楽しめます。
いかがでしたか?
ヨコスカラムクーヘンは、地元掛川市の希少なお砂糖を使ったラム酒のバームクーヘンでした。しっとりやわらか、そしてすーっと溶ける食感がたまりません!
あまり強くラム酒を感じないので、お子さまやお酒が苦手な人も食べやすいですよ。
どんな人も絶対に好きになる味に加えて、「静岡県の横須賀」、北限のサトウキビ「よこすかしろ」などの話題作りもバッチリ。
お土産や、友達に紹介する商品として、とってもおすすめです♪
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書いたひと
鈴木ねこ
静岡県在住の専業主婦。独人時代から地元大好き!お出かけや旅行が大好きで、今でもヒマがあれば家族で出かける自由奔放人。子ども2人と主人と毎日楽しいこと探し中。